自転車

一昨日、自転車を買いました。マイサイクルです。色は、ブルー。いわゆる、ママチャリです。15年ぶりの自転車なので、乗れるかどうか不安でしたが、意外と乗れるものです。いともたやすく…です。
昨日は、雲ひとつなく、天高くブルーです。風は穏やか…。小春日和の中をサイクリングしました。とりあえず、銀行から郵便局をまわり、最後はスーパーアオキです。
自動車の運転も好きですが、自転車の良さを実感しました。自然を感じられることが、まず一番。その他、少し走っただけでも主人の同級生のご夫婦に出会い、
「お久しぶりですね。お元気そうで…〜中略〜お互い、健康が一番ですね。」
などと少し立ち話をしたり、また少し走れば、子供達の小・中学校でPTA活動をご一緒した友人と
「あら!お元気そうね!」
と言葉を交わしあったりと。ちょっと自転車を止めて、立ち話ができ、コミュニケーションをとれることが、第二の発見です。

暇を見つけて、岡崎公園の伊賀川の堤防に沿って足を伸ばして、少し遠くまで走ってみたいです。今はとても良い季節です。車では見られない、そして感じられない自然を満喫したいと思っています。
…転ばないように気をつけて。

気持ちを言葉にする大切さ

とてもうれしい来客がありました。
今年のお正月に入籍し、新生活をスタートされた元会社員のS子さんです。お電話をいただいたので玄関までお迎えにあがりました。とてもうれしそうなお顔をした、懐かしいS子さんとの久し振りの再会でした。積もる話は山ほどありますが、まずは、
「ご主人はお元気?心配していたんだけど、赤ちゃんはどう?」
と、お聞きすると、
「赤ちゃんは今、頑張っています。」
とのこと。それはともあれ、とにかく、S子さんのお元気なお顔が見れただけで充分です。自然と口元がほほ笑んでしまいますよね。
「主人は結婚前と変わらず、とても優しくて、お互い仲良くやってますよ。」
とのこと。一度だけご主人にお会いしたことがありますが、なかなかどうして、男気のある方でした。彼女が言うには、
「主人は色々な気持ちを言葉にして言ってくれるので、とてもうれしいですよ。食事の時でも、『おいしいなぁ。ありがとう。』とか、彼の実家へ行って、家に帰ると、『今日は疲れたかな?』とか言って、気遣ってくれたりするんです。ちょっとした言葉なんですけどね。」
と…。そしてさらに、
「結婚して本当によかった。妹と二人で生活して来ましたが、妹とは姉妹なので、それとは別の気持ちで家族が持てて、本当によかったなと思いますよ。両親が亡くなっているので、そのままこの先ずーっと一人だと思うと、どうなっていたんだろうと…。こんな気持ち、誰にも相談できないし…。杉浦さんに出会えて、いろいろと相談にのってもらえて、そして彼と出会えて…。心の底からよかったと思ってます。妹にも早く良い人が出来ると良いのになぁと思います。」
などと、いただき物のどらやきやクッキーなどでお茶しながら、お話をしていました。時間の経つのは早いものです。2時間なんてあっという間でした。外へ出ると、雨模様だった空から、ぽつんぽつんどころか、ザーザーの雨が振り出してきましたので、車まで見送りし、また遊びにいらしてくださることを約束してさよならしました。

やさしい彼と末永くお幸せにね!

金婚式の旅

時が経つのは早いですね。
主人と結婚して50年です。10月13日が50年目の結婚記念日です。


とりあえず、その記念として、10月2日〜3日で旅行することに決めました。私の体調も考え、妻籠宿と馬籠宿を訪ねる旅にしました。


10月2日の朝10時に家を出て、稲武で昼食をとり、妻籠に14時半ごろ到着です。真っ青な空にはいわし雲…。四方山々に囲まれ、空気は美味しく、風は爽やかで気分爽快です。中山道の宿場町だった頃の昔の町並みがいまだに保存されていて、町並みを眺めながら、穏やかな秋の陽射しの中、あちらのお店やこちらのお店を覗きながら、島崎藤村の母親の生家である妻籠本宿を訪ねたり、昔、木賃宿であった建物の中を見たりしながら楽しみました。店先の生花が可愛かったお店で、木曽の木地で作られたお椀を5客購入しました。
どこからともなく、良い匂いが…ふと見ると、黄色の花を沢山つけた大きな金木犀の巨木を見つけました。
1時間ほど散策をし、車を走らせること10分ほどでホテルに到着しました。チェックインを済ませ、まずは温泉です。大きな湯船のヒノキの内風呂や、広い露天風呂、それと肌にしっとりとしたお湯がとてもいいです。爽やかな風と陽射しを浴びながら、手足を伸ばし、
「これ以上の贅沢はないわよね。」
と思いながら、ゆっくりと入りました。そのあと、少し早めの夕食です。バイキングですが、品数が多いことにびっくりしました。お互いに皿に料理をとり、まずは白ワインで乾杯です。
「長い間、お互いにありがとうだね。」
と言い合って…。お料理の味も良いので、ワインがすすみます。ゆっくりと食事を済ませ、部屋に戻ると、主人はワインの酔いがまわってきたのか、すぐに夢の中でした。私は主人を部屋に残して、もう一度、露天風呂です。空にはたくさんの星が輝き、細い三日月も綺麗です。広い夜の露天風呂を独り占めでした。幸せって、こんなものかもしれませんね。


翌日は、10時にホテルを出ました。ゆっくりな出発です。栗きんとんが好きな娘にお土産をと思い、確か馬籠に川上屋の出店があったことを思い出し、馬籠峠を越え、馬籠宿へと向かいました。山深い道を15分ほどで到着しました。目の前に恵那山が飛び込んできました。馬籠宿は坂が急でキツイです。私が町並みを楽しみながら、ゆっくりと坂を下っていると、主人が、
川上屋は、坂の下の方だから、お母さんの足では無理だと思う。栗きんとんを買ってくるから、お母さんは、その辺をゆっくりしているといいよ。」
と言い残して、坂を下りて行きました。私はその後ろ姿をみて、
「優しいねえ。」
と思いながら、嬉しかったです。坂があまりにもキツイので、途中で引き返し、車中の人となりました。主人は大変です。これからずっと運転です。他愛もないことを、あーでもない、こーでもないなどと話しながら、楽しい金婚式の旅は終わりました。1泊2日の旅でしたが、主人の優しさを沢山見つけられた旅でした。感謝しかないです。

IBJの定例会

少し前のことです。IBJの定例会に出席しました。90名ほどの相談所の方が出席されており、会議室は埋め尽くされていました。熱気ムンムンです。私達は前の方に席をとりましたが、周りを見渡すと、最近新しくIBJに加入された相談所の方が多く、知らない方達がたくさんみえました。


12年程前に遡りますが、東海地区にIBJが来た時は、まだインターネットそのものがあまり広がっておらず、IBJを知りませんでした。
「関東地区、関西地区では2年程前から立ち上がっていて、次はIBJシステムの拠点を名古屋(東海)に置きたいので、東海地区の相談所の方達にもたくさん参加して欲しい。」
とのことで、IBJ本社の副社長が我が社にも訪ねてみえました。とても紳士的な方でしたので、詳しくお話を伺い、参加することに決めました。

第一回の定例会は小さな会議室に10社に満たない相談所が集まりました。IBJの東海地区の出発の日です。まず、自己紹介からはじまり、インターネットシステムの使い方などの説明などがあり…そんな感じで第一回の定例会を終えたような気がします。

そして、それから12年経ち、東海地区でIBJ日本結婚相談所連盟に参加している相談所は240社に増えました。全国で5万人を超す方がIBJシステムを利用してみえます。東海地区で10社程からはじまった定例会のことを思い出すと、その日の定例会の盛況さが感慨深いものがあります。
システムもどんどん改良され、使い易くなってきています。しかし、システムはシステムです。やはりご縁をつなぐのは最終的には”人”ですので、いかに相談所間で連携をとって、成婚に導いていけるかが重要です。
定例会に参加しますと、たくさんの皆さんと交流できます。”やる気・元気”をもらえます。これからもたくさんの方の定例会への参加を望むばかりです。

信頼と尊敬

昨日のことです。
「さあ、今から仕事をしよう!」
と思ってパソコンの前に立った時、電話が鳴りました。



7月末に成婚退会されたM子さんからです。
「ご無沙汰しています。9月5日に無事入籍を済ませましたので、ご報告をと思い、お電話をかけさせていただきました。」
私も、
「少し心配していたけれど、本当に良かったですね。ホッとしました。とても嬉しいわ!」
とお話すると、
「小学2年生の彼の娘さんは、私が夏休み中に毎日お昼ご飯を作りに通って、少しずつお話をしながら、1ヶ月間、朝から夕方まで一緒に生活をしていくうちにだんだん慣れてくれて…夏休みが終わってから入籍をすることになりました。今は、高校3年生の息子さんに毎日お弁当を作ったりして頑張っています。」
「それは良かったわね。子供を持つ大変さで今はいっぱいいっぱいだと思うけれど、次第に子供を持てる喜びに変わっていくと思うから、頑張ってね。」
とお話すると、
「本当にそんな時が来るといいですよね。それまでは頑張らなくては…」
と言いながら、私が
「ご主人は変わらず良い方ですよね。」
とお聞きすると、
「本当に尊敬できる、素敵な方ですよ。」
と嬉しさが滲み出たように、嬉しいお返事が戻って来ました。
「それでは、皆さんにどうぞよろしくお伝えくださいね。M子さんも、今よりますますお幸せになってくださいね。」
と言って電話を置きました。



M子さんは、50歳の初婚の女性です。
とてもおっとりした、おおらかな女性で、周りを包み込むような包容力があり、温かな方です。そんな彼女が好意を持たれたSさんは、奥様を亡くされ、小学2年生と高校3年生のお子さんを愛情いっぱいで育てられていて、とてもしっかりされた、尊敬できる素敵な方のようです。
そんなSさんに初めてお会いした時から好意を持ち、M子さんの気持ちはぶれることなく、彼を信頼し、尊敬してみえました。そのような気持ちが根底にあるからこそ、彼のお子さん達にも愛情を持てたのだと思います。


ご家族の皆様がお幸せでありますように、願うばかりです。

休日の温泉

休日の朝のことです。
主人と
「今日は昼神温泉でも行こうか?」
と言っていた矢先に近所に嫁いでいる次女が
「今日は有給だけど、お母さん、どこかへ出かけない?」
と電話がかかり、主人が
「それなら“ホテル木曽路”でバイキングと温泉を楽しもう。」
と言うことになり、行く先変更です。南木曽までは3時間位かかるので、急いで支度をして9時半に「さぁ出発」です。


車の中の話は只今反抗期中の孫の“ゆうと”の武勇伝?の話で持ち切りです。私も娘に
「あなたの反抗期はゆうとより、もっと大変だったかも・・・」
と言うと
「嫌だわ、お母さん!!昔のことを言い出して・・・。」
と言って大笑いしてしまいました。いつの時代も子を持つ親が一度は通る道を間違いなく娘も通っていて、今はその真っただ中にいる様です。


治部坂峠を越え、昼神温泉を通り過ぎ、清内路峠を超えると南木曽です。周りは木々に囲まれ、空気もおいしいです。


ホテル木曽路に到着です。ホテルの駐車場に車を停め、正面玄関に入っていくと何やら賑やかなので、ふと見ると「はなわ」さんが旅番組のテレビの撮影をしていました。
主人と娘は喜んでスマホで写真を撮っていました。


バイキング料理は品数も多く、お味も大層よく、おいしくいただきました。三人共、大喜びです。
待ちに待った、いざ温泉です。お風呂は脱衣所と、檜の木の大きな内湯との境がなく、一体化していたのには驚きました。とても広々としていて、この様なお風呂は初めてでした。露天風呂も広い敷地に広くゆったりしていて、青空の下で手足を伸ばしながら、娘と2人でいろいろな話ができ、これ又、最高です。泉質も柔らかく、しっとりして、肌に優しいです。


温泉の中に、沢山のストレスを溶かし、娘も私も心身共にリフレッシュし、明日から又がんばるぞと思いながら帰途につきました。

一枚のハガキ

とても暑かった8月の終わりの日にうれしいお手紙が届きました。
そこには新築された家をバックに、5年程前にご結婚させたTさんとM子さん、そして一人息子の3才の「せいしろう君」と「せいしろう君」のおじいちゃんが、はじけんばかりの笑顔で写っていました。どのお顔もいい笑顔です。
新しい家を建てるということは人生の中で一番大きな買い物ですものね。希望に満ち溢れた、一生で一番うれしい、一番良い時なのかもしれませんね。

一枚のハガキなのですが、そこに写っている幸せそうな皆さんの笑顔が、私にとっては何よりもうれしい贈り物で、うれしい限りです。「せいしろう君」の成長が楽しみですね。
大切に育ててください。お幸せにね。