信頼と尊敬

昨日のことです。
「さあ、今から仕事をしよう!」
と思ってパソコンの前に立った時、電話が鳴りました。



7月末に成婚退会されたM子さんからです。
「ご無沙汰しています。9月5日に無事入籍を済ませましたので、ご報告をと思い、お電話をかけさせていただきました。」
私も、
「少し心配していたけれど、本当に良かったですね。ホッとしました。とても嬉しいわ!」
とお話すると、
「小学2年生の彼の娘さんは、私が夏休み中に毎日お昼ご飯を作りに通って、少しずつお話をしながら、1ヶ月間、朝から夕方まで一緒に生活をしていくうちにだんだん慣れてくれて…夏休みが終わってから入籍をすることになりました。今は、高校3年生の息子さんに毎日お弁当を作ったりして頑張っています。」
「それは良かったわね。子供を持つ大変さで今はいっぱいいっぱいだと思うけれど、次第に子供を持てる喜びに変わっていくと思うから、頑張ってね。」
とお話すると、
「本当にそんな時が来るといいですよね。それまでは頑張らなくては…」
と言いながら、私が
「ご主人は変わらず良い方ですよね。」
とお聞きすると、
「本当に尊敬できる、素敵な方ですよ。」
と嬉しさが滲み出たように、嬉しいお返事が戻って来ました。
「それでは、皆さんにどうぞよろしくお伝えくださいね。M子さんも、今よりますますお幸せになってくださいね。」
と言って電話を置きました。



M子さんは、50歳の初婚の女性です。
とてもおっとりした、おおらかな女性で、周りを包み込むような包容力があり、温かな方です。そんな彼女が好意を持たれたSさんは、奥様を亡くされ、小学2年生と高校3年生のお子さんを愛情いっぱいで育てられていて、とてもしっかりされた、尊敬できる素敵な方のようです。
そんなSさんに初めてお会いした時から好意を持ち、M子さんの気持ちはぶれることなく、彼を信頼し、尊敬してみえました。そのような気持ちが根底にあるからこそ、彼のお子さん達にも愛情を持てたのだと思います。


ご家族の皆様がお幸せでありますように、願うばかりです。