気持ちを言葉にする大切さ

とてもうれしい来客がありました。
今年のお正月に入籍し、新生活をスタートされた元会社員のS子さんです。お電話をいただいたので玄関までお迎えにあがりました。とてもうれしそうなお顔をした、懐かしいS子さんとの久し振りの再会でした。積もる話は山ほどありますが、まずは、
「ご主人はお元気?心配していたんだけど、赤ちゃんはどう?」
と、お聞きすると、
「赤ちゃんは今、頑張っています。」
とのこと。それはともあれ、とにかく、S子さんのお元気なお顔が見れただけで充分です。自然と口元がほほ笑んでしまいますよね。
「主人は結婚前と変わらず、とても優しくて、お互い仲良くやってますよ。」
とのこと。一度だけご主人にお会いしたことがありますが、なかなかどうして、男気のある方でした。彼女が言うには、
「主人は色々な気持ちを言葉にして言ってくれるので、とてもうれしいですよ。食事の時でも、『おいしいなぁ。ありがとう。』とか、彼の実家へ行って、家に帰ると、『今日は疲れたかな?』とか言って、気遣ってくれたりするんです。ちょっとした言葉なんですけどね。」
と…。そしてさらに、
「結婚して本当によかった。妹と二人で生活して来ましたが、妹とは姉妹なので、それとは別の気持ちで家族が持てて、本当によかったなと思いますよ。両親が亡くなっているので、そのままこの先ずーっと一人だと思うと、どうなっていたんだろうと…。こんな気持ち、誰にも相談できないし…。杉浦さんに出会えて、いろいろと相談にのってもらえて、そして彼と出会えて…。心の底からよかったと思ってます。妹にも早く良い人が出来ると良いのになぁと思います。」
などと、いただき物のどらやきやクッキーなどでお茶しながら、お話をしていました。時間の経つのは早いものです。2時間なんてあっという間でした。外へ出ると、雨模様だった空から、ぽつんぽつんどころか、ザーザーの雨が振り出してきましたので、車まで見送りし、また遊びにいらしてくださることを約束してさよならしました。

やさしい彼と末永くお幸せにね!