懐かしい声

6月26日(火)のことです。
受話器の向こうから、聞き慣れない声が…。
「杉浦さん、ご無沙汰しています。16年になるかしら。お世話になりました、アヤです…。」
聞き慣れない訳です。16年前にご結婚されたアヤさんでした。懐かしい声です。
「えっ!あのアヤちゃん?お元気なの?あの頃は確か24、5才だったわよね。浜松に嫁がれたんだったわね。ご主人もお変わりない?お子様は?」
と、お聞きすると、
「主人とも仲良くやっていますよ。もう私、42才になりました。高校1年生と中学2年生の子供がいますよ。」
と、アヤちゃん。
「そうか、アヤちゃんが42才なら、私も年を重ねる訳だわね。あの当時のリュックを肩にかけて、大きな目をくりくりさせた元気なアヤちゃんの姿が目に浮かんでくるわよね。」
と私。



アヤちゃんの用件は、
「弟が結婚したいと言ってるので、入会したいのですが…。」
とのことでした。
そういえば先日、
〔姉がそちらでお世話になっていて、とても親切にしてもらったので、入会したいのですが…。〕
と、38才の男性からメールをいただいたのですが、その方がアヤちゃんの弟さんだったのですね。
「申し訳なかったけど、事情を説明して、新しい会員さんは今年からお預かりしていない旨のメールを返信させていただいたの。そういう訳だからごめんなさいね。でもアヤちゃんの元気な声が聞けて、たくさんお話しながら昔を思い出して楽しかったわ。アヤちゃんからも弟さんによろしくお伝えしておいてね。どうぞご主人様にもよろしくお伝え下さいね。」
と、受話器を置きました。


不思議なものですね。16年も前のことが、姿・形は言うまでもなく、声や話し方までも昨日のことのようにいろいろ思い返されて、とても懐かしかったです。

電話を終えた後も、何となく爽やかな気持ちになり、気分はルンルンでうれしかったです。