安心は大変

先週と先々週は、いろいろと大変な思いをしました。


人間ドックの結果が届き、少し貧血気味ということで、かかりつけ医のお医者様から、
「造血剤は処方しておきますが、一度、胃と腸の精密検査をしてみましょう。」
と言われました。
私は、検便も潜血無しと結果が出ているのに、嫌だなぁ…と内心思いながらも、先生に言えず、検査の為の病院を予約していただきました。


まず、先々週は胃カメラで、胃の精密検査です。
鼻から内視鏡を入れるのですが、部分麻酔が効いていても、あまり気持ちいいものではありません。小さな腫瘍がみつかりましたが、病理検査の結果は大丈夫でした。
まずは一安心です。


次の週は、大腸の検査です。
先週の火曜日、検査の為の薬と説明を聞きに宇野病院へ行ってきました。精密検査の日が6月1日の金曜日に決まりました。
前日の夜は消化の良い食事をして、下剤を飲んで床に着きました。
当日は、10時から検査ですが、朝6時に起床し、7時までの1時間の間に2リットルの水溶液(薬を水に溶かしたもの)を飲まなければなりませんが、これがとても飲みにくく、のどを通りません。飲んでも飲んでも…まだまだ2リットルまでにはほど遠く、お腹は水腹になり張ってきました。飲まなければならないものを飲み続けるのは、とても辛いです。
1.6リットルほど飲んだところで下痢がはじまり、1時間の間に10〜15回くらいトイレに通い続け…とても大変です。大腸の中がキレイになり、下痢が治まるのを待って病院へ行きました。
検査衣に着替え、点滴を受け、いよいよ大腸の精密検査です。
痛いのは、もうこりごりなので、麻酔を打っていただくようにお願いし、寝ている間に検査を終了しました。
麻酔が切れ、目覚めるまで30分ほど休ませていただき、その後、先生に画面を見ながら検査報告を伺いました。小さなポリープが一つ見つかったそうですが、内視鏡で取ってくださったとのこと。念のため、病理検査をしておきますが、まずは心配ないでしょうとのことでした。
大腸の精密検査は、受けるまでがとても辛く、大変でした。でも、これで一安心です。


やはり、安心を得る為には、辛くてもしかたないということですね。