いなくなって気付くこと

7月4日(火)に、主人がスイスへ登山に出かけました。
アルプス登山で、17日間に及ぶ登山旅行です。登山仲間と3人で出かけたのですが、とにかく準備から出かけるまで、大変でした。大きなリュックに大切な食料や着替え、テント、ピッケルなどなど…体力維持のために、毎日1万歩以上歩き、体力作りをし、お医者様にも診ていただき…とにかく、万全に準備をしていました。そばにいる私も、主人が出かけるまで、何となく心がざわざわして、落ち着きませんでした。
出発当日の早朝、東岡崎駅まで送っていき、やっと私もヤレヤレでした。
「さあ!!今日からは独身気分で悠々自適にのんびり過ごせるわ。」
と思いながらも、20日間も1人生活だから、食生活だけはしっかりしなければ…と、心に決めました。
2日過ぎ、3日が過ぎ、4日も過ぎた頃には、仕事から帰ると、いつも1人なので、
「話しをする人がいないということは、こんなに寂しいことなのかなあ…」
と思いはじめました。近くに住む娘が時々、気遣ってくれて、顔を出してくれていますが…。
一緒にいると、なかなか大変な時もありますが、最近は、お互いに「あ・うん」の呼吸が分かり、仲良く過ごしていただけに、1人は本当に寂しいですね。離れていて、気楽なのは、3〜4日までかなとつくづく思いました。
一方、主人はと言えば、念願のスイス旅行なので、喜びを爆発させていたことと思います。
いつもそばにいる人の大切さは、いなくなってわかるものなんですね。帰ってきたら、あれも、これも料理して…と、いろいろと思ったりもしました。仲良く、一日一日を大切に暮らして行きたいと思いました。そんな20日間でした。

そして、7月20日に、主人は元気良く帰ってきました。まずは、ヤレヤレです。