プロポーズ

今日は、プロポーズについてのお話しです。
“プロポーズは、相手に伝わるよう、はっきり・しっかり言いましょう”


36歳のY子さんは、3歳年下のNさんとお付き合いをされていました。
Y子さんとNさんは、車で15分ほどの所に住んでいたので、いつも、近い人でよかったと喜んでみえました。


Yさんは、おっとりとした、物言いの優しい、周りをほわ〜とした暖かな雰囲気にさせる、どちらかと言えば“癒し系”の女性です。
Nさんは、饒舌ではなく、朴とつとした誠実な男性です。でも、ぼそっと話されることに味のある、そんな男性です。
Y子さんは、入会されてお二人目のお見合い相手がNさんでした。
一方、Nさんは、Y子さんが初めてのお見合い相手でした。


お互いに好感を持たれ、4ヶ月ほどお付き合いをされたある日、Nさんがプロポーズをされた様ですが…
彼女は、どうも、それがプロポーズだとは受け止められなかったようでした。
そこから少し、くい違いが生じたようです。
私が彼に交際状況をお聞きすると、
「プロポーズもして、来年の2月に入籍しようと思っています。」
とのお返事でした。
もちろん、ご両親同士のご挨拶も終わっていると。
そんなご様子でしたので、お二人に成婚退会のお話しをしました。
ところが、彼女が言うには、
「まだプロポーズはしていただいてないし、自分としては12月頃に退会しようと思っていました。」
とのことでした。
「それなら、12月退会で大丈夫よ!」
ということでお話しは終わっていました。
それから一週間もしないうちに彼女から連絡がありました。
「先日は、ごめんなさい。急なお話で驚いてしまって…その後、冷静に、しっかり考えましたが、やっぱり私は彼のことが好きだし、結婚する人はNさんしかいませんので…」
と、うれしいお電話をいただきました。


そして、11月7日(土)にお二人でご来社され、とても嬉しそうに成婚退会の手続きをされました。
お話しをよくよく聞くと、Nさんはプロポーズをしたのですが、その言葉をY子さんがプロポーズだと受け止められなかったようです。
やはり、プロポーズは、はっきりと
「結婚しよう。」
と言った方がいいですね。
お二人とも、とても嬉しそうに、
「2月に入籍します。」
と言って帰っていかれました。
お話しをしていると、人柄の良さが伝わってきて、心が温かくなるお二人です。
花丸のお二人です。
お幸せにね。