一生に一度のご挨拶

9月19日からスタートした、5日間のシルバーウィーク。

JMC岡崎でも、3組のカップルがお互いのご両親へご挨拶に行かれました。
一生に一度のこととは言え、緊張しますよね。
二人が結婚したいという気持ちをご両親に伝え、ご挨拶をすることなので、男性はなかなか大変なことだと思います。上手にご挨拶ができるのを、いつも心の中で願っています。


私にも、忘れられないことがあります。
私事ですが、私にも46歳と42歳、40歳の3人の娘たちがいます。
上の2人の娘の時のことを懐かしく思い返してしまいます。


長女の婿が、東京から挨拶にみえた時のことです。
主人が緊張し、待ちくたびれて少しお酒を飲みはじめてしまいました。
婿が挨拶に来た時には、すっかり上機嫌となり、挨拶もどこへやら…の感じで、賑やかな初対面となってしまい、婿も折角用意してきたであろう言葉を言わずじまい…。楽しい宴になってしまいました。


二人目の娘の時は、上の娘の婿のことがあるので、あれではいけないと反省し、今度は主人も慎重です。
婿は…といえば、常日頃はとてもしっかりしている若者ですが、その当日はとても緊張していました。
あまり飲める方ではないのに、ビールをすごいピッチで主人に勧められるまま、顔を真っ赤にしながら飲み、食事も終わり、デザートのすいかも食べ終わりましたが…それでも、まだ肝心な挨拶が言えません。私もその様子を見ていて、気の毒になり、助け舟を…
「娘の部屋で少し休んでみえたら?その間に、娘に浴衣を着せるから、それから二人で花火を観に行かれるといいわ。」
と声をかけました。
すると、慌てた風で、
「今日、伺った、大切なお願いがまだなので…」
と、正座しなおし、
「○○子さんと、結婚したいと思います。よろしくお願いします。」
と言い、娘と二人で主人に頭を下げました。
懐かしい思い出です。
18年ほど前の、暑かった夏の、懐かしいお話しです。



やはり、ご両親に結婚の許しを得るご挨拶は、言い出すタイミングって大切なのかなと思います。
大切なお話しは、はじめに済ませた方が、お互いに楽ですものね。
いずれにしても、一生に一度のこと。
男性の皆さん、大変ですが、がんばってくださいね。