思いやりの言葉

先週土曜日のことです。
TさんとA子さんが挙式されました。
いよいよ新生活をスタートされます。
高台に建っている、ちょっとオシャレで上品な、人気の高い結婚式場での挙式です。
お天気に恵まれ、ウエディングドレスに身を包んだA子さん、タキシード姿のTさん、お2人のとても嬉しそうな笑顔が目に浮かんできます。


彼の心の広さと大らかさには、以前感動させられたことがあります。
彼にプロポーズされて、A子さんは人生最高の喜びの真っただ中にいました。
ちょうどそんな時、職場の健康診断でひっかかり、A子さんは精密検査を受けることになりました。健康には自信があった彼女にとっては、青天の霹靂ともいえる出来事でした。彼女はとても心を痛めていました。
そんな時、彼は、
「大丈夫だよ。どんな悪い結果が出たとしても、僕が丸ごと引き受けるから。結婚したい気持ちは変わらないよ。」
と、彼女に言ったそうです。
私はそのことを伺って、涙しました。なかなか言えることではありません。A子さんの検査結果が出るまでの数週間の不安ははかり知れないほどのものだったと思います。でも、彼の言葉や気持ちにどれだけ救われたことでしょう。これこそが本物の思いやりであり、優しさでしょうね。
検診の結果は異常ありませんでした。
本当に良かったです。
そんなお2人がめでたく挙式され、本当に嬉しいです。彼女も真面目で気持ちの優しい女性なので、きっとあたたかで愛情に包まれた家庭を築かれることと思います。

どうぞ、末永くお幸せにね…。
また、元気なお顔を見せてくださいね!