桜と休日

3月の中頃、ワクワクしながら蕾が少しずつふくらんでいくのを楽しみにしていた桜の花も、一週間後には一斉に咲き誇る。
桜花爛漫の姿に人々は酔いしれ、喜び…。
それも束の間、一週間後の降り続ける雨に潔くはらはらと散り果てる…。
ものの哀れを感じます。


桜並木の道は落ちた花びらでじゅうたんを敷き詰めたよう…。
伊賀川の水面には「花いかだ」が覆い、ゆっくりと漂い流れているー。
その風情に浸って、伊賀川の川沿いを歩きながら、岡崎公園へ…。
ゆっくり大きく息を吸う。何とも言えない気持良さ。
あいにくのお天気で、ひとでも少なくなった岡崎公園を散策しました。


ほんの一週間前の火曜日は、夏日と思われる程の陽気に誘われ、溢れんばかりの多くの人で賑わっていました。
あちらこちらで子供達の楽しそうな声や、仲間や家族連れで、どの顔もうれしそうで楽しそうー。
私も小6の孫の”ゆうと”と、笑いながら満開の桜の木の下、露天商の賑やかな呼び声に足を止め、ベンチでお団子や綿菓子を食べました。
桜並木の下、”ゆうと”とたくさん食べて、たくさん笑い、たくさんおしゃべりしました。
これはこれで、お花見の醍醐味を味わいました。


一週間でこんなに変わるものかと感じる公園の中の散策ー。
今日は桜散る雨の趣のある岡崎公園の散策!
これはこれでまた楽しい!!
ふと耳を澄ませて見上げると、小鳥達が飛び交い、さえずる声も聞こえ、心身ともにリフレッシュ出来た一日でした。