お姉ちゃん

月曜日の昼下がりのことです。
色白で愛らしい“サキちゃん”は1歳半です。
片言ですが、可愛い仕草でいろいろとおしゃべりをしてくれます。
大好きなパパに抱っこされて、ママもご一緒に遊びにご来社されました。
初めは、「いやなの。いやなの。“ブーブ”のってイオンにいくのー。」
と言って半べそをかいていました。
私が、
「あれ?サキちゃん、ママはどこにいるのかな?あ!いたいた!!いたよね〜?」
と笑うと、ニコッと笑って、
「ママ!!ねえ!!」
と、可愛い仕草でママと
「ねえ!!」
として、うれしそうでした。
でも、すぐに半べそをかくので、パパもママも仕方なく帰ろうとするのですが、
サキちゃんはお土産に持って来られたシュークリームが気になる様子。
さきちゃん、一緒に食べようか?」
と私が誘うと、ニコッとしてうれしそうでした。
お話を聞くと、ママのお腹には赤ちゃんがいて、来月、サキちゃんはお姉ちゃんになるのです。
「しばらくは、ママも大変よね。でも、子供って可愛いから大丈夫よ。何とかなるから。すぐに大きくなるわよ。」
などと、しばらく楽しくお話しをしていました。
お出ししたシュークリームと紅茶をサキちゃんがうれしそうに食べ終わるのを待って、三人でイオンに出かけられました。
「丈夫な赤ちゃんを産んでね!次に来る時は、4人で遊びにきてね。」
と、お見送りをしました。
あたたかな春には、赤ちゃんと少しお姉さんらしくなった“サキちゃん”に会えるのが楽しみです。