生まれたてのご夫婦

空は高く澄み渡り、窓から差し込む日差しはとても暖かく心地が良い小春日和の月曜。
お昼を過ぎた午後の事です。
ニコニコしながら、OBのT君とM子ちゃんがご来社されました。
お二人は9月に入籍し、先週、九州へ新婚旅行へ行かれました。
今回は、お土産を持ってのご来社です。
まだ生まれたてホヤホヤの新婚さんです。
「あら、お二人ともお元気そうね。仲良くやってる?」
とお聞きすると、
「共働きなので、お互いに助け合ってやっています。」
とお返事が返ってきました。
「新生活をはじめられて、まだ1ヶ月余ですよね。新しい生活にはもう慣れたのかな?」
とお聞きすると、M子ちゃんが、
「まだ、お互いに遠慮することもあって…」
と言うので、
「別々の家庭で生活してきたもの同士が一緒に生活を始めるのだから、戸惑って当たり前よね。
それと、男性と女性の違いがあるから、大変かもね。
少しずつ慣れる事が大切よ。
結婚するっていうことは、お互いに生活をしていきながら、相手の事を思いやったり、気遣いをしたりして、どうしたら居心地よく生活が出来るかと工夫して、少しずつ、お互いに認め合いながら慣れて行くものなのよね。」
とお話しすると、お二人とも、頷きながら、M子ちゃんが
「彼はとても気遣いをしてくれるので、助かります。」
T君は、
「仕事をしながら家事をやってくれるので、大変だなぁと思っています。」
しばらく、いろいろと楽しかった旅行のお話しなどをして帰っていかれました。


まだまだ生まれたてのご夫婦だもの、これからよね。
頑張っていこうね。

と、お二人をお見送りしました。