お互いの思いやり

会社員のO君とY子ちゃんは、お二人とも西尾市にお住まいです。
O君は31歳、Y子ちゃんは30歳で、1歳違いのカップルです。
O君は長男なので、ご両親との同居を希望されていました。
とても堅実な考え方をされる、誠実でさわやかな青年です。
そして、Y子ちゃんは、今時めずらしい、丁寧で控えめな、気持ちの優しいお嬢さんです。


先週の日曜日、お二人はめでたく成婚退会されていかれました。
その時の会話がとても印象深かったのでご紹介します。


O君がお話しされたのは、
「本当に良い方をご紹介頂き、とても良かったです。Y子さんは、お付き合いして行くほどに良さがわかり、どんどん気持ちが深まって、本当に良かったと思います。」
すると、Y子ちゃんは、
「私こそ、Oさんがとてもよくしてくださるので、本当に良かったと思っています。今日、Oさんがご両親と一緒にご挨拶に来て頂いて、父も母もとても喜んでいました。とりわけ、あんなに嬉しそうな母を見て、本当に良かったなと思いました。」
いろいろとお話を伺って行くと、お二人の地元、西尾の土地柄とか、田舎具合等がよく理解できました。
周りの人たちも含め、長男に嫁げば両親と同居は当たり前ということが暗黙の了解になっているようで、Y子ちゃんも同居に対しての抵抗があまり無い様に思えました。
しかし、子供が生まれるまでは別居されるそうです。
これは、Y子ちゃんが強いて希望した訳ではなく、O君から提案されたそうです。
「結婚と同時に同居というのは、ちょっと可哀想かなと思ったので、せめて、子供が出来るまでは別居しながら、少しづつ僕の両親に慣れていってもれい、ゆっくりと一つの家族になっていければいいかなと思って、僕から別居を提案しました。」
とのことでした。
O君のY子ちゃんを思う気持ちが出たお話をお聞きし、とても気持ちがよかったです。


お互いを思いやる心を持っているお二人です。
きっと穏やかで優しい家庭が出来ることでしょう。
そんな嬉しい予感のするお二人です。
おめでとうございます。
お幸せに。