松坂屋

松坂屋岡崎店が1月31日で38年の歴史に幕を下ろします。
私の家からは歩いて3分ほどのところにある為、本当にご近所さんです。
主人のところに嫁いで3年後に開店しました。


その当時、岡崎市の中心街の康生町の賑わいは大変なもので、街中が人・人・人で溢れていました。ど真ん中にはジャスコが陣取っていました。


【岡崎にデパートの松坂屋が来る!!】と言って、皆で大喜びをし、大騒ぎしたものでした。
松坂屋の屋上には遊園地があり、いつも子供達のはしゃぐ声が響きわたり、大そう賑わっていました。
日曜日になると、私の3人の子供達の格好の遊び場になっていました。現在39歳になる長女を時々迷子にして大騒ぎをして探したことも今となっては昨日のように思い返されます。


最近では、ご近所の人や、お友達など、多くの知人が松坂屋のパートさんをされているので、私にとっては店内のどこの売り場に行っても皆さん顔なじみで、仲良しなので、とても楽しい場所でした。
いざ、閉店するとなると、尚一層感慨深いものがあり、自分にとって、いかに居心地の良い場所だったことがわかり、今更ながら残念で仕方ありません。本当に寂しいことです。


跡地は新市民会館を建設予定だとかで、図書館交流プラザ(リブラ)と並んで文化地域に生まれ変わるそうです。
それはそれで、歓迎すべきことなのかもしれませんね。


様々なことが時の流れと共に生まれ変わっていく・・・
寂しがっているだけではいけないでしょうね。
私も新しい流れの中に身をおき、もう少し頑張って生きていこうと思います。