42年目

「お父さん、おはよう!!今日は何の日か知ってる?」
と、朝一番に主人に聞きました。
「結婚記念日だろう?41年だよなぁ」
「あら、覚えていたのね。」
と、すかさず言うと、
「聞かれたから、思い出したくらいかな。」
と、憎まれ口を言う主人。
・・・まぁ、覚えてなくても、思い出してくれたならいいか。
と心の中で思いながら、夕食にお祝いの外食を約束しました。


結婚して41年と言っても、主人とは高校の同級生だったので、知り合ってからは50年の月日が経ちます。
飽きもせず、よくぞここまでこれたかと感慨深く、思えば長いようで短い50年だったような気がします。
4人の娘に恵まれ、(2番目の娘は生後6ヶ月で亡くしましたが・・・)元気に成人し、二人は結婚、末娘は仕事を頑張り、いまだ独身ですが、元気に生活しています。


私にとって主人は良き友人であり、良きパートナーで、ズーっと共に生活してきました。家族がいつも笑顔で笑いの絶えない、明るく楽しい家庭でこれたのも、周りの人々・・・お互いの身内であったり、友人であったりと、本当に“周りの人々”に恵まれた結婚生活でした。


今は二人だけの生活ですが、相変わらず冗談を言い合ったり、ドライブに買い物と、二人で賑やかに暮らしております。


結婚42年目に向かって今日からスタートです。
どんな1年になるのか・・・楽しみです。