父の日

先週末、9日(土)の中日新聞の夕刊コラム「夕歩道」に少し
気になることが書いてありました。
<抜粋>
「親孝行 したい時には 親はなし」とは、平均寿命が延びて高齢
化社会になる前の話。今は「親孝行 したくなくても 親はいる」
順送りに親の面倒を見てきた時代は変わる・・・(中略)・・・
子供たちのために頑張ってきたのに、子供たちは尊敬してくれず、
まして、「楽させてあげる」どころか「お父さんの様な”仕事だけ”
の、つまらない人生は送りたくない」などという。・・・(略)
なるほど。と、うなずくと同時に、少々考え込んでしまいました。
あまり長生きするのも子供たちに迷惑をかけるのかな・・・


次の日(10日)は父の日でした。
主人へ子供たちから婿との連名でバーバリーのポシェットが
送られてきました。
ニコニコ顔の主人。
早速、包装紙を破り、きちんと箱に収まっていたポシェットは
主人の腰へ。
お礼の電話を入れると、電話の向こうでは
「お母さん、元気?こちらは変わりないよ。お父さん、プレゼント
喜んでくれたかな?」
元気そうな娘の声が返ってきました。
ホッとして、うれしい気持ちになりました。電話を切った後も、
前日の記事を読み、少し陰っていた心がポカポカといい気分に
なれました。