プロポーズ大作戦

順調にお付き合いが進み、お互いに好意を持ち、さぁ、いよいよ・・・いざ、結婚!!
となると、男性も女性もとても緊張した一瞬を迎えることになります。
そう、“プロポーズ”です。
お互いに一生に一度、味わう瞬間です。
女性にとっては、この一瞬を待ち焦がれ、男性にとってはタイミングやシチュエーションに頭を悩ませる瞬間です。

12,3年前のことです。A君はテレビのトレンディドラマの舞台になったひまわり畑で彼女のお誕生日にプロポーズしようと考えていました。
しかし、話題のドラマの舞台なので、ひまわり畑の周りは人・人・人で溢れ、遂にはプロポーズが出来ませんでした。そこで、星空の下で・・・と考え、帰り道にプロポーズしようとしたのですが、あいにくの曇り空で、星が出ていませんでした。結局、その日はプロポーズが出来ませんでした。
A君のお相手のB子ちゃんは、
「最悪の誕生日だったわ。」
と帰り道は口も聞いてくれず、A君は困ってしまったそうです。
翌週、浜松の中田島砂丘でプロポーズをし、仲直りしたそうです。
他人事で聞いていれば笑い話ですが、本人たちにとっては真剣そのものです。
「結局、仲直りした後で、2人で大笑いしたんですよ。」
とお2人からお聞きしました。


他にも、こんな話しがあります。
C君はD子ちゃんに、プロポーズをしたつもりでいました。
しかし、D子ちゃんは、
「プロポーズはまだされていません。」
・・・よくよくお話しを聞くと、C君は花火大会の夜に
「来年も、再来年も、これからずーっと一緒に花火を見ようね。」
と言って、D子ちゃんも、
「うん、約束だよ!」
と言ってくれたそうです。
C君はプロポーズをしたつもりですが、D子ちゃんにとって、プロポーズとは、
「僕と結婚してください。」
の言葉だったようです。


やっぱり、プロポーズするときは、あまり考えず、
“シンプル・イズ・ベスト!!”
が良いようですね。