華やかさと静けさと。

あたり一面”バラの花の海”・・・はたまた、
”バラのじゅうたん”と言った方が良いのか・・・。
真紅、白、黄、ローズ色・・・大きさも大きい物から
ミニバラまで。今までに目にしたことのない様なバラが
溢れんばかりに咲き誇っています。
こんなにすばらしいバラの花と香りに囲まれたのは
生まれて初めてです。
こちらを見れば白バラが幾重にもアーチをくつり、
あちらを見れば色とりどりのバラの壁。
どちらを向いてもきれいなバラの花・花・花。
筆舌に尽くしがたいとはまさにこの光景です。


今日は主人と可児のバラ楽園「花フェスタ記念公園」へ
来ています。夢中でカメラのシャッターを切りました。
そうこうして歩いているうちに急に辺りの風景が変わり、
きれいな池が。水中では”おたまじゃくし”が楽しそうに
泳いでいます。あたりはバラの華やかさから新緑の木陰に
変わっています。ふと先へ目向けると、織部寮(茶室)が
目に入りました。
静かなくぐり戸をぬけ、庭の中を通りすぎ、茶室に入り、
”行雲流水”と書かれた軸を拝見しながら一服抹茶を
頂戴いたしました。緑風のさわやかさの中でのひとときは
先ほどまでの華やかなバラの世界から離れ、別世界に
来たようです。


今日は一日で、華やいだ楽しい時間と、しっとりと落ち
着いた時間の両方を存分に楽しめました。